メルカリを始めると、「専用」「即購入禁止」「横取り」など、見慣れない言葉がたくさん出てきます。
じつはこの中には、メルカリの公式の機能と、利用者どうしで広まった慣習(メルカリの機能ではないもの)が混ざっています。この記事では、その違いがわかるように分けて整理します。
※2026年9月時点で、メルカリ公式ヘルプ・公式のお知らせを確認して書いています。
まず知っておきたい公式ルール:「最初に購入手続きをした人」と取引する
メルカリの基本は、最初に購入手続きをした人と取引を進めることです。コメントでのやりとりや出品者の独自ルールより、このルールが優先されます。これを知っておくと、下の言葉の意味がぐっとわかりやすくなります。
公式の機能・用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| いいね! | 気になる商品をお気に入り登録する機能。 |
| 値下げ依頼 | 購入者が商品ページのボタンから希望価格を送る機能。出品者は「売る」「売らない」を選ぶ。承諾されたら24時間以内に購入する。300円以下やオークション形式の商品などでは使えない。 |
| オークション形式 | いちばん高い金額で入札した人に売れる出品方法。最初の入札の翌日20時台に終了し、終了5分前以内に入札があると5分延長される。出品には本人確認が必要。チケットは対象外。 |
| 送料込み(出品者負担) | 送料を出品者が払う設定。販売価格から送料が引かれる。 |
| らくらくメルカリ便/ゆうゆうメルカリ便 | メルカリの配送サービス(ヤマト運輸/日本郵便)。匿名配送・追跡・補償に対応。 |
| 匿名配送 | 名前や住所を相手に伝えずに送れる仕組み。メルカリ便で使える。 |
| 受取評価 | 購入者が商品を受け取ったあとに行う評価。 |
| 売上金 | 売れた商品の代金から、販売手数料(送料込みの出品なら送料も)を引いた金額。 |
| メルペイ | 売上金やポイントを使って支払いができるメルカリのスマホ決済。 |
| メルカリポイント | 1ポイント=1円で使えるポイント。売上金で買う「有償ポイント」と、キャンペーンなどでもらう「無償ポイント」がある。 |
| 本人確認済みバッジ | アプリで本人確認を済ませた人のプロフィールに表示される緑色のバッジ。高額商品の取引などで本人確認が必要。 |
| 出品者レベル | 売れた数に応じたレベル(全10段階)。1個売れるとレベル2、1,000個以上でレベル10。 |
| 出品数の制限 | 利用状況に応じて新しい出品が制限されることがある仕組み。売却率(売れた数÷出品した数)などで判断され、上限は非公開。 |
| メルカリShops | 事業者(法人・個人事業主)向けのお店の出品サービス。2025年10月22日から、事業者はフリマアプリのメルカリではなくShopsで販売する。 |
値下げ依頼の使い方は値下げ依頼の使い方とルール、オークションの延長はオークション延長の仕組み、本人確認や出品数の制限は事業者ルールと本人確認まとめでくわしく紹介しています。
利用者どうしの慣習(メルカリの機能ではないもの)
次の言葉は、利用者のあいだで広まった言い方です。メルカリ公式ヘルプでは、「専用」や「取り置き」はお客さま間で独自に行われている出品方法で、メルカリにはその機能がないと案内されています。また、「専用にしてください」「取り置きでお願いします」など、独自のルールを相手に求めることは避けるよう呼びかけられています。
| 言葉 | よく使われる意味 | 公式ルールとの関係 |
|---|---|---|
| 専用・専用出品 | 特定の人のために出品すること(例:「〇〇様専用」) | メルカリの機能ではない。ほかの人が購入手続きをすると、その人との取引になる |
| 取り置き | 購入予定の人のために、しばらく売らずにおくこと | メルカリの機能ではない |
| 即購入OK/即購入歓迎 | コメントなしで購入して大丈夫という意味 | もともと、コメントなしでの購入はふつうの使い方 |
| 即購入禁止・コメント必須 | 購入前にコメントしてほしいという出品者の独自ルール | 最初に購入手続きをした人と取引するのが基本ルール |
| プロフ必読 | 出品者のプロフィールを読んでから買ってほしいという意味 | 出品者の独自ルール |
| 横取り | コメントでやりとりしていた人より先に、別の人が購入すること | 最初に購入手続きをした人が取引相手になるため、ルール違反ではない |
| NCNR(ノークレーム・ノーリターン) | 購入後の苦情や返品は受けないという意味で書かれる言葉 | メルカリの機能ではない。説明と違う商品が届いたときは、取引メッセージで相談する |
| お値下げ可能ですか? | コメントで値下げをお願いするときの定番の言い方 | 公式ヘルプでは「〇〇円で買います」「〇〇円で即決します」など、購入者側で価格を指定するような表現は控えるよう案内されている |
コメントで値下げをお願いするときの書き方は、出品者に嫌われない値下げ交渉コメントの書き方にまとめています。
出品者の立場なら覚えておきたいこと
- 「専用」「即購入禁止」と書いても、ほかの人が先に購入手続きをすれば、その人との取引になる
- 特定の人に売りたい事情があっても、独自ルールで縛るより、価格やタイミングで調整するほうがトラブルになりにくい
- 値下げの相談には、値下げ依頼機能を使ってもらうと、やりとりがかんたんになる
まとめ
- 基本ルールは「最初に購入手続きをした人と取引する」
- 「専用」「取り置き」「即購入禁止」は利用者どうしの慣習で、メルカリの機能ではない
- 値下げ依頼・オークション・出品者レベルなど、公式の機能も増えている
メルカリの今のルールをまとめて確認したい人は、メルカリの事業者ルールと本人確認まとめもどうぞ。
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