
「1,000円で売って、手元に残るの670円って知ってた?」を見て、自分の出品にも当てはまりそうと思った人へ。
メルカリで出品してすぐ売れると、うれしいです。
でも、あとから手取りを見ると「あれ、思ったより残ってない」と感じることがあります。
販売価格から手数料が引かれる。
そこに送料もかかる。
梱包材を使えば、その分も実質のコストになる。
つまり、売れた金額と手元に残る金額は同じではありません。
特に300円、400円、500円くらいの低価格出品は、売れても手取りがかなり少なくなることがあります。
この記事では、メルカリ初心者でも出品前に確認できるように、販売価格、手数料、送料、手取りの見方を整理します。
全部の商品を細かく計算する必要はありません。まずは、今日出す1商品だけで大丈夫です。
結論:値付けは「売値」ではなく「手取り」から決める

メルカリの値付けで最初に見るべきなのは、販売価格ではありません。
手元にいくら残したいかです。
たとえば、1,000円で売れた場合でも、販売手数料と送料を引くと、手元に残る金額は少なくなります。
Reelでは、送料例を入れて次のように紹介していました。
1,000円で売る
手数料 100円
送料例 230円
手取り目安 670円この計算を知らないまま「1,000円で売れたから1,000円入る」と思っていると、出品後にがっかりしやすいです。
値付けは、次の順番で考えます。
- 手元に残したい金額を決める
- 送料を確認する
- 手数料を見込む
- 販売価格を逆算する
この順番にすると、「売れたのに残らない」を減らせます。
手取りの基本計算
まず、ざっくりした計算式です。
手取り = 販売価格 - 販売手数料 - 送料メルカリの販売手数料は、販売価格に対してかかります。
送料は、配送方法やサイズで変わります。配送サービスの料金や使える方法は変わる可能性があるため、最新情報はメルカリアプリ内で確認してください。
この記事の表では、Reel内の例に合わせて、送料例として次の金額を使います。
- ゆうパケット例:230円
- ゆうパケットプラス例:455円
- ゆうパック60例:870円
あくまで手取りをイメージするための例です。実際に出品する前には、商品の厚さ、重さ、梱包後のサイズ、最新送料を確認してください。
手取り目安の早見表

出品前に、まずこの表で「この価格だとどのくらい残るか」を見ます。
| 販売価格 | 手数料例 | 送料例 | 手取り目安 |
|---|---|---|---|
| 300円 | 30円 | 230円 | 40円 |
| 400円 | 40円 | 230円 | 130円 |
| 500円 | 50円 | 230円 | 220円 |
| 700円 | 70円 | 230円 | 400円 |
| 1,000円 | 100円 | 230円 | 670円 |
| 1,500円 | 150円 | 230円 | 1,120円 |
| 2,000円 | 200円 | 230円 | 1,570円 |
| 3,000円 | 300円 | 455円 | 2,245円 |
| 5,000円 | 500円 | 455円 | 4,045円 |
| 7,000円 | 700円 | 870円 | 5,430円 |
| 10,000円 | 1,000円 | 870円 | 8,130円 |
| 15,000円 | 1,500円 | 870円 | 12,630円 |
見てほしいのは、300円出品です。
300円で売れても、手数料と送料例を引くと、手取りはかなり少なくなります。
もちろん、300円で出すのが悪いわけではありません。
「早く手放したい」
「薄くて送料が安い」
「まとめ売りの一部にしたい」
「利益より整理が目的」
こういう場合は、低価格でも意味があります。
ただ、「少しでも手元に残したい」と思っている商品なら、300円出品にする前に一度計算したほうが安全です。
手順1:まず送料を決める
値付けの前に、先に送料を見ます。
理由は、送料が変わると手取りが大きく変わるからです。
たとえば、薄い本や小物なら送料を抑えやすいことがあります。
でも、厚みが出る服、箱付きの商品、壊れやすい雑貨は、梱包すると想像より大きくなることがあります。
出品前に、最低限この3つを確認します。
1. 梱包後の厚さ
2. 梱包後の重さ
3. 使う予定の配送方法写真を撮る前に、ざっくり袋や箱に入れてサイズ感を見ておくと、あとで「送料が高かった」となりにくいです。
手順2:残したい金額を決める
次に、手元にいくら残したいかを決めます。
ここを決めないまま相場だけで値付けすると、売れても満足できないことがあります。
たとえば、子供服を出すとします。
「手元に500円は残したい」と思うなら、販売価格は500円では足りません。
送料と手数料を引いた後に500円残る価格にする必要があります。
メモにすると、こうです。
商品名:{商品名}
残したい金額:{残したい金額}円
送料予定:{送料}円
販売価格の候補:{販売価格}円
手取り目安:{手取り}円このメモを作るだけで、値付けが感覚だけになりにくいです。
手順3:販売価格を逆算する
手元に残したい金額と送料が決まったら、販売価格を逆算します。
ざっくり考えるなら、次の流れです。
残したい金額 + 送料 + 手数料分 = 販売価格の目安たとえば、送料例が230円で、手元に700円くらい残したい場合。
1,000円で売ると、手取り目安は670円です。
700円残したいなら、1,000円より少し上の価格も候補になります。
ただし、相場より高すぎると売れにくくなります。
なので、逆算した価格と、メルカリ内の売り切れ相場を両方見ます。
- 逆算価格:手取りを守るための価格
- 売り切れ相場:買われやすい価格
この2つが大きくズレるなら、無理に出品せず、まとめ売り、別の配送方法、値下げしない出品、処分なども考えます。
低価格出品で見落としやすいこと

1. 梱包材のコスト
手数料と送料だけでなく、梱包材もコストです。
封筒、袋、プチプチ、テープ、箱。
1つずつは小さくても、低価格の商品では手取りに響きます。
特に300円〜500円の商品は、梱包材まで考えると「ほとんど残らない」ことがあります。
2. 作業時間
写真を撮る。
説明文を書く。
コメントに返す。
梱包する。
発送する。
300円の商品でも、3,000円の商品でも、作業の流れは大きく変わりません。
低価格の商品は、作業時間に見合うかも見ます。
「利益目的」ではなく「片づけ目的」なら問題ありません。
でも、利益を残したいなら、単品ではなくまとめ売りにするほうが合う場合があります。
3. 値下げ交渉の余白
最初からギリギリの価格にすると、値下げ交渉が来たときに下げる余地がありません。
値下げに応じる可能性がある商品は、最初に下限価格を決めておきます。
現在価格:{現在価格}円
下限価格:{下限価格}円
下限価格での手取り:{手取り}円下限価格で手取りが少なすぎるなら、値下げは断っても大丈夫です。
そのまま使える値付けチェック
出品前に、次の5つだけ確認します。
1. 梱包後のサイズは確認したか
2. 送料は最新のアプリ表示で確認したか
3. 手数料を引いたか
4. 手元に残したい金額を決めたか
5. 売り切れ相場と大きくズレていないかこの5つを見てから出すだけで、値付けの失敗は減らせます。
特に見る順番は、相場より先に送料です。
相場だけ見て「500円なら売れそう」と思っても、送料が高ければ手取りは残りません。
例:500円で売るか、まとめ売りにするか
たとえば、薄手の子供服が1枚あります。
単品で500円なら売れそう。
でも送料例と手数料を引くと、手取り目安は220円。
この場合、選択肢は3つあります。
1. 片づけ目的で500円出品する
手取りは少なくても、早く手放したいならありです。
2. 価格を上げて出す
ブランドや状態がよく、相場的にも合うなら、700円や800円を候補にします。
3. まとめ売りにする
同じサイズ、同じ季節の服が他にもあるなら、3〜5点のまとめ売りにします。
単品では手取りが少ない商品でも、まとめることで出品作業や送料のバランスが取りやすくなる場合があります。
大事なのは、500円が悪いという話ではありません。
目的に合わせて選ぶことです。
今日やること:1商品だけ手取りを計算する

今日やることは1つです。
次に出品する商品を1つ選んで、手取りを計算してください。
メモはこの形で大丈夫です。
商品名:{商品名}
販売価格:{販売価格}円
手数料:{手数料}円
送料:{送料}円
手取り目安:{手取り}円
この価格で出す理由:{理由}ここまで書くと、なんとなくの値付けではなくなります。
売れたあとに「思ったより残らない」と気づくより、出品前に分かっていたほうがラクです。
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