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クレジットカードで買ってメルカリで売る「マイル修行」は大丈夫?カード規約の換金目的利用とメルカリのルール

「クレジットカードで古着やスニーカーを買って、メルカリで売る。利益は出なくても、カードの決済額でマイルが貯まるから旅行に行ける」。そんな“マイル修行”の方法が紹介されることがあります。以前この記事でも、その方法を取り上げていました。

しかし、今のルールと照らし合わせると、クレジットカードの会員規約とメルカリの規約の両方に反するおそれが高い方法です。この記事では、なぜ問題になるのかを整理し、内容を書き直しました。

※2026年9月時点で、日本クレジット協会・カード会社の公式情報、メルカリの規約・公式ヘルプを確認して書いています。

結論:カードで買って売ることを繰り返すのはNG

ルール何が問題になるか
クレジットカードの会員規約換金を目的としたカードの利用は禁止。カード会社によっては、転売事業を目的とした商品の購入も明記して禁止している
メルカリの利用規約(2025年10月22日〜)メルカリが指定した法人以外の事業者は利用できない。仕入れて売ることを続けているなら、事業にあたる可能性が高い
古物営業法古着など中古品を、転売するために買うなら古物商許可が必要

クレジットカードの規約:「換金目的の利用」は禁止

日本クレジット協会は、クレジットカードのショッピング枠を換金する目的で利用すること(ショッピング枠の現金化)は、会員規約に違反する行為だと注意を呼びかけています。カード会社がとる措置として、残金の一括請求、カードの利用停止、強制退会が挙げられています。

カード会社によっては、会員規約でより具体的に定めています。たとえば楽天カードの会員規約では、次のような目的でカードを利用してはならないとしています。

  • カードの利用可能枠の現金化を目的とする商品などの購入
  • 資金調達または転売事業を目的とする商品などの購入

「利益は出なくてもいい。カードで買って売ることを繰り返して、決済額を増やす」という使い方は、カードの利用目的が買い物ではなく、決済額を増やしてポイントやマイルを得ることにあります。換金目的・転売目的の利用と判断されるおそれがあり、カードの利用停止や強制退会につながるリスクがあります。規約の内容はカード会社ごとに違うので、自分のカードの会員規約を確認してください。

メルカリの規約:事業者は使えない

2025年10月22日から、メルカリが指定した法人以外の事業者は、フリマアプリのメルカリに登録・利用できなくなりました。決済額を増やすために毎月大量に買って売る、というやり方は、個人の不用品の売買とは言えません。→ メルカリで副業は事業者扱いになる?

また、古着などの中古品を転売するために買うなら、古物商許可が必要です。→ メルカリで古物商許可は必要?

マイルを貯めたいなら

マイルを貯めるなら、ふだんの買い物や公共料金の支払いなど、もともと払うお金をカード払いにまとめるのが、規約の範囲でできる基本の方法です。貯まるマイルの率や、支払いに使えるものはカードによって違うので、カード会社の案内で確認しましょう。

家にある古着や、履かなくなったスニーカーを売るのは、これまでどおり問題ありません。売ったお金で旅行の資金を作る、という使い方なら安心です。→ メルカリで売れるまでの全手順/ナイキを売るときのルールとコツ

まとめ

  • クレジットカードの会員規約では、換金を目的とした利用が禁止。転売事業目的の購入を明記して禁止しているカードもある
  • カードで買って売ることを繰り返す“マイル修行”は、利用停止などのリスクがある
  • 2025年10月22日から、事業者はフリマアプリのメルカリを使えない。中古品を転売目的で買うなら古物商許可も必要
  • マイルは、ふだんの支払いをカードにまとめて貯めるのが基本

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