メルカリで値下げ依頼が届くと、「売る」を押していいのか、少し迷いますよね。
断ったら感じが悪いかな。でも、この金額だとほとんど残らない気もする。
この記事は出品者向けです。値下げ依頼に「売る」「売らない」を決めるときの判断基準を、手取りの計算と一緒にまとめます。断るときにそのまま使える一言も載せています。
買う側として値下げ依頼の使い方を知りたい人は、値下げ依頼の使い方とルール(購入者向け)をどうぞ。
※2026年9月時点で、メルカリ公式ヘルプとメルカリ公式コラムの内容を確認して書いています。機能は変わることがあるので、最新の表示はアプリで確認してください。
結論:先に「下限の手取り」を決めておけば迷わない
値下げ依頼で迷う理由は、その場で「いくらなら売っていいか」を考えているからです。
出品するときに、「手元にこれだけ残れば売っていい」という下限の手取りを決めておけば、判断はかんたんになります。
- 依頼額で売っても、手取りが下限以上 → 「売る」
- 依頼額だと、手取りが下限を下回る → 「売らない」
判断に迷うのは、下限を少しだけ下回るときです。その場合の考え方は、このあと表で紹介します。
値下げ依頼が届いたときの仕組み
判断の前に、公式に案内されている仕組みを押さえておきます。
- 値下げ依頼が届くと通知が来て、「売る」か「売らない」を選ぶ
- 「売る」を選ぶと、購入者は24時間以内に購入手続きをする。購入されなければ依頼は削除される
- 承諾しても商品は確保されない。ほかの人が先に購入することもある
- 300円以下の商品やオークション形式の商品などには、値下げ依頼のボタン自体が表示されない
「売る」を押しても、購入者が買わなければ24時間で依頼は消えます。出品を消したり出し直したりする必要はありません。
「売る」「売らない」を決める3ステップ
ステップ1:依頼額で売ったときの手取りを出す
計算はこれだけです。
手取り = 依頼額 − 販売手数料(10%) − 送料たとえば、2,000円で出品していて、送料が230円(送料込みの例)の場合です。
| 依頼額 | 手数料(10%) | 送料の例 | 手取り |
|---|---|---|---|
| 2,000円(出品価格) | 200円 | 230円 | 1,570円 |
| 1,800円 | 180円 | 230円 | 1,390円 |
| 1,500円 | 150円 | 230円 | 1,120円 |
| 1,200円 | 120円 | 230円 | 850円 |
送料は一定なので、値下げするほど手取りは大きく減ります。1,200円まで下げると、手取りは出品価格のときの約半分です。
ステップ2:下限の手取りと比べる
出品するときに、次のメモを残しておくのがおすすめです。値下げ依頼が来たら、このメモを見るだけで答えが出ます。
商品名:{商品名}
出品価格:{出品価格}円
送料:{送料}円
下限の手取り:{下限の手取り}円
→ 下限の手取りになる販売価格:{販売価格}円下限の手取りの決め方や逆算の表は、手数料・送料から手取りを逆算する表で詳しく紹介しています。
ステップ3:少しだけ下回るときは「状況」で決める
| 状況 | おすすめの対応 |
|---|---|
| 依頼額でも、手取りが下限以上 | 売る |
| 少し下回る/出品したばかり/いいねが多い | 売らない(もう少し様子を見る) |
| 少し下回る/長く売れていない | 売らない。そのうえでコメントで「◯円なら」と伝えるか、自分で少し値下げする |
| 大きく下回る | 売らない |
「長く売れていない商品」は、依頼が来たこと自体がチャンスです。下限ギリギリまでなら、早めに手放すほうが結果的に得なこともあります。売れ残りの見直し方はメルカリで売れない物の判断表も参考にしてください。
「売らない」を選んだあとに使える一言
「売らない」を選ぶだけでも失礼ではありません。そのうえで、下げられる金額があるときや、まとめ買いなら値引きできるときは、商品ページのコメントで一言伝えておくと、次の購入につながりやすくなります。
下げられる金額があるとき
値下げ依頼ありがとうございます。
申し訳ありませんが、{金額}円がお値下げできる下限です。
その価格でよろしければ、ご購入をお待ちしております。まとめ買いなら値引きできるとき
ご依頼ありがとうございます。
今回は見送らせてください。
ほかの出品とまとめてご購入いただける場合はお値引きできますので、お気軽にコメントください。出品したばかりで、まだ下げたくないとき
ご依頼ありがとうございます。
出品したばかりのため、しばらくはこの価格で様子を見させてください。
よろしくお願いいたします。コメントで値下げの相談が来たときの返し方は、値下げ交渉にそのまま使えるコメント返信テンプレにまとめています。
値下げ依頼を減らしたいときの3つの工夫
- 最初から売り切れ相場に近い価格にする:相場より高いほど依頼は来やすくなります。
- 説明文に値下げについて書く:「お値下げは◯円までです」「お値下げはご遠慮ください」など。依頼が完全になくなるわけではありませんが、判断の手間は減ります。
- まとめ買いの値引きを案内する:値下げの相談を、まとめ買いの相談に変えられます。
値下げ依頼の判断チェック
届いたら、この5つを上から順に見るだけです。
- 依頼額で売ったときの手取りはいくらか
- 下限の手取りを上回っているか
- 出品してからどのくらいたっているか
- いいねはどのくらい付いているか
- 「売らない」のあとに、一言伝えたいことがあるか
まとめ
- 出品するときに「下限の手取り」を決めておく
- 依頼額の手取りが下限以上なら「売る」、下回れば「売らない」
- 少しだけ下回るときは、出品してからの日数といいねの数で決める
- 「売る」を押しても、24時間以内に購入されなければ依頼は消える
次に読むなら、こちらもどうぞ。
- 下限の手取りを決めたい → 手取りを逆算する値付けの表
- コメントで値下げを頼まれた → コメント返信テンプレ
- 購入者側の使い方も知っておきたい → 値下げ依頼の使い方とルール
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