「在庫を持たずに、売れてから仕入れれば、リスクなしで稼げる」。メルカリの「無在庫物販」は、そんなふうに紹介されることがあります。
結論から言うと、メルカリでは、手元にない商品の出品や、ECサイトなどから購入者へ直送することは禁止されています。以前この記事では無在庫物販の進め方を紹介していましたが、メルカリのルールに反するため、内容を書き直しました。
※2026年9月時点で、メルカリ公式ヘルプを確認して書いています。
メルカリで禁止されていること
メルカリの公式ヘルプでは、次のような行為が禁止されています。
- 出品するときに、手元にない商品を販売すること
- 発売前・公開前の商品を、予約や取り寄せで販売すること
- ECサイトなど、メルカリではないサービス(海外のものを含む)から、購入者の住所へ直接配送させること
理由として、実物が手元にないと、商品についての質問に答えられない、発送できない・遅れる、といったトラブルになりやすいことが挙げられています。禁止行為にあたると判断されると、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置がとられることがあります。
無在庫物販がルール違反になる流れ
| よくある無在庫物販の手順 | メルカリのルール |
|---|---|
| ネットショップの商品画像や情報を使って出品する | 手元にない商品の出品にあたる |
| 売れたら、ネットショップで注文する | 予約・取り寄せでの販売にあたる |
| ネットショップから購入者の住所へ直接送らせる | ECサイトなどからの直送にあたる。購入者の住所をメルカリの外で使うことにもなる |
| 出品や発送を人に任せる | 自分のアカウントを人に使わせるのは「他人のアカウントの利用」として禁止 |
ほかのサイトの商品画像を無断で使うと、著作権などの問題になることもあります。
事業としての物販そのものも、メルカリでは使えない
2025年10月22日から、メルカリが指定した法人以外の事業者は、フリマアプリのメルカリに登録・利用できなくなりました。在庫を持つかどうかに関係なく、仕入れて売ることを事業として続けるなら、メルカリShopsを使います。→ メルカリで副業は事業者扱いになる?
購入者として気をつけたいこと
買う側も、無在庫の出品に当たるとトラブルになりがちです。次のような出品は、購入前にコメントで確認しましょう。
- 写真が、ネットショップやメーカーの商品画像だけで、実物の写真がない
- 「取り寄せ」「お取り寄せ後に発送」「発送まで2週間程度」などと書かれている
- 同じ出品者が、新品の同じ商品を大量に出品している
届いた商品の送り状がほかのネットショップ名になっているなど、直送が疑われる場合は、メルカリ事務局に問い合わせましょう。
手元にある物を売るなら
家にある不用品を売るのは、もちろん問題ありません。在庫のリスクなく始められるのは、実は「家にある物を売る」方法です。出品から発送までの流れはメルカリで売れるまでの全手順、売れやすい時期はメルカリで売れる時期カレンダーにまとめています。
まとめ
- メルカリでは、手元にない商品の出品、予約・取り寄せでの販売、ECサイトなどからの直送が禁止
- 違反すると、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置がとられることがある
- 2025年10月22日から、事業としての物販にはフリマアプリのメルカリは使えない(メルカリShopsへ)
- 購入者は、実物の写真がない・「取り寄せ」と書かれた出品に注意する
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