「ブランドロゴを入れたら削除された…」その理由とは?

メルカリで商品を出品した際、「ブランドロゴを使った画像をアップしただけなのに、商品が削除された」「警告メッセージが届いた」といった経験をした方が少なくありません。
一見すると「公式っぽく見せたいだけ」「商品の魅力を伝えたかっただけ」と思うかもしれませんが、メルカリではブランドロゴの使用に関するルールが明確に定められており、それに違反するとアカウント停止のリスクすらあるのです。
特に初心者出品者に多いのが、「知らずにやってしまった」パターン。
例えば、Google画像検索で見つけたブランドの公式画像を使ったり、背景にロゴを合成したりといった行為は、明確に規約違反に該当します。
これはメルカリのルールというだけでなく、著作権法・商標法に関わる法律的な問題にもつながるため、軽く考えるべきではありません。
本記事では、そんなトラブルを未然に防ぐために、
- どんな画像がNGなのか
- どこまでならOKなのか
- 違反した場合にどうなるのか
といったポイントを分かりやすく解説していきます。
目的は、出品者が安心してメルカリを利用し、ルールを守りながら正しく売上を伸ばせるようになること。
「知らなかった」では済まされない、ブランドロゴ使用の落とし穴について、次章から具体的に見ていきましょう。
メルカリで禁止されている「ブランドロゴ使用」パターン

メルカリでは、ブランドロゴに関する画像の使用ルールが非常に厳格に定められています。
違反すると商品削除だけでなく、アカウント制限の対象にもなりかねません。
ここでは、実際に出品者がやってしまいがちなNGパターンを具体的に整理し、なぜそれが禁止されているのかを明確にしていきます。
明確に禁止されているブランドロゴ使用の具体例
■ ロゴ画像を合成した出品写真
→ 商品写真にPhotoshopやスマホアプリでブランドロゴを後から貼り付けた画像はNGです。
理由: 出品者によって作成されたロゴ画像は、あたかも公式な販促画像のように見える恐れがあり、商標権の侵害にあたる可能性があります。
■ ブランド公式サイトや通販サイトの画像を転載
→ ZOZOTOWNや楽天市場などの掲載画像を無断で使用することは禁止されています。
理由: 著作権侵害に該当し、無断転載はメルカリの利用規約違反です。
■ ブランド名を背景や枠にデザインとして入れる
→ 画像の上下にブランド名を装飾的に挿入した写真や、フレームにロゴを埋め込んだ画像もNGです。
理由: 消費者に「公式出品者」や「正規販売元」と誤認させるリスクがあるため、ブランドの信用を損なう恐れがあります。
■ ブランドロゴやイメージ画像のみで構成された出品写真
→ 商品の実物が映っていない、ブランドロゴだけの画像は完全に禁止対象です。
理由: 商品の実在性が確認できず、購入者とのトラブルや詐欺と誤解されるリスクがあります。
■ テキストに誤解を招く記載
→ 「公式品です」「正規取扱い」「限定出品」など、根拠のない文言も注意。
理由: 消費者を誤解させる表示は景品表示法違反や、メルカリガイドライン違反と見なされる場合があります。
なぜロゴ使用に厳しいのか?
メルカリは個人間取引の場であるため、出品者が「公式」や「ブランド関係者」と誤解されないことが非常に重要です。
ブランド側の信用に関わるトラブルを防ぐため、メルカリはガイドライン上でロゴ使用に関してゼロトレランス(寛容ゼロ)の姿勢を取っているのです。
出品時には、「この画像や表現は、購入者に“公式っぽく見えないか?”」という視点を常に意識することが、安心出品への第一歩です。
次の章では、特に初心者がやりがちな「うっかりNG画像例」をまとめてご紹介します。
ブランドロゴOKなケースは?「商品実物に写っている場合」限定

メルカリでのブランドロゴ使用には多くの制限がありますが、唯一「合法的に使えるケース」が存在します。
それは、自分で撮影した商品の実物に自然にロゴが写り込んでいる場合です。
OKとされるロゴ使用の条件とは?
以下の条件をすべて満たす場合、ブランドロゴが画像内にあっても問題ありません。
- 実物の商品を自分で撮影している
- 商品そのものにロゴが元々印字・縫い付けられている
- 画像にロゴの加工・編集・強調が一切されていない
- 購入者が商品状態を正しく判断できる構図になっている
✅ 例:使用OKのケース
- ナイキのスニーカーを正面から撮影したら、ロゴが自然に映り込んだ
- ブランドTシャツのタグ部分を撮影して、ロゴが確認できる写真を載せた
- バッグや財布の金属ロゴ部分がアップで写っている写真を掲載した
→これらは実物を証明する一部としてのロゴであり、規約違反にはなりません。
NGになる一歩手前の「注意」ケース
一見OKに見えても、次のようなケースは注意が必要です。
- ロゴ部分だけを不自然に拡大・強調して撮影
- 実物を撮影したが、白背景で“公式画像”のように見える加工をした
- 撮影画像にアプリでフレームやロゴエフェクトを追加した
こうした行為は、「ユーザーに誤認を与える恐れあり」と判断されれば削除の対象になります。
「写り込み」と「加工」の決定的な違い
メルカリが重視するのは、ロゴが“自然に”実物として存在しているかどうかです。
パターン | 規約上の扱い |
---|---|
実物のタグにロゴがある | OK(写り込み) |
撮影後にロゴを合成 | NG(加工・編集) |
ロゴだけを撮影 | NG(誤認の恐れ) |
出品時のひと工夫:ロゴは「証明」として使う意識で
ロゴは“商品が本物であることを伝える証拠”として、全体写真やタグ写真にさりげなく写る形が理想です。
必要以上に目立たせたり、画像構成の主役にしてしまうと、「販売元のように誤認される表現」とみなされる可能性があります。
「ロゴがある=削除」ではなく、「どう使われているか」がすべてです。
この原則を押さえていれば、ロゴを怖がらずに正しく使うことが可能です。
次の章では、「公式風の出品画像」に見えないための実物写真の撮り方と工夫について解説していきます。
「公式風の出品画像」にしないための写真の撮り方

メルカリで商品画像を撮影する際、「清潔感があって見やすい=良い写真」というのは正解です。
しかし、それを意識しすぎてしまうと、「まるで公式の販売ページのような画像」になってしまい、規約違反と判断されることがあります。
この章では、“公式風”に見られないようにしつつ、購入者の信頼を得られる写真の撮り方を5つのポイントで解説します。
1. 白背景よりも“自然な背景”を選ぶ
多くの出品者が白い布や壁を背景に使いがちですが、白背景だけだと「公式商品ページに見える」リスクがあります。
代わりに以下のような背景がおすすめです:
- 木目のテーブルや床
- ナチュラルな布地(ベージュ、グレーなど)
- ラグやクッションなど生活感のあるアイテム
こうした背景にすることで、「実物を自宅で撮影している」雰囲気が出て、安心感と信頼性が高まります。
2. 商品の全体像とディテールをバランスよく撮影
「公式風」と言われやすいのは、商品がど真ん中にあり、背景が真っ白、しかも1枚だけで構成されている写真です。
出品画像は最低でも5〜6枚用意し、
- 正面・背面・側面
- ロゴやタグなどの部分アップ
- 使用感や傷のある部分
- 実際のサイズ感がわかる比較写真(例:手に持つ、定規と一緒に写す)
といった構成にすることで、実際に撮影された“生活感ある商品写真”と認識されやすくなります。
3. 加工は最小限に留める
明るさの調整程度であれば問題ありませんが、
- フィルター加工
- 背景の切り抜き
- ロゴやテキストの追加
といった加工は、“作られた商品画像”と見なされるリスクが高くなります。
写真編集アプリの使用は極力控え、「ありのままの実物感」を大切にすることがポイントです。
4. ロゴを強調しすぎない
商品にロゴがある場合、それを撮影しても構いませんが、
- ロゴのアップ写真ばかり使う
- ロゴ部分にだけピントを合わせて、他がぼやけている
- ロゴを画面の中心に据えて「魅せる構図」にする
といった撮り方は、「宣伝目的」「公式っぽさ」が強すぎて削除対象になりやすくなります。
ロゴはあくまで「商品状態の一部」として自然に写す意識を持ちましょう。
5. 照明は自然光、角度を変えて複数カット撮影
清潔感は大切ですが、「照明機材を使って完璧な白飛び写真」などは逆効果です。
晴れた日の窓際など、自然光で陰影が柔らかくなる時間帯を狙って撮影すると、
公式風にならず、柔らかく温かみのある写真になります。
さらに、角度を変えて複数撮影することで、“自分で丁寧に撮影した感”をアピールできます。
実物感が安心感に変わる
「公式感を出さないようにする」とは、「雑に撮れ」という意味ではありません。
むしろ、実物の雰囲気を丁寧に、自然に伝える撮影こそが、購入者にとって最も安心できる写真となります。
次の章では、万が一ルールを破ってしまった場合に発生する「違反時のペナルティとアカウントリスク」について詳しく解説します。
違反したらどうなる?ペナルティとアカウントリスク

メルカリでは、ブランドロゴの無断使用や公式風画像の投稿など、利用規約に違反する行為を行った場合、軽い注意だけで済むとは限りません。
違反が確認されれば、商品削除から最悪アカウント停止までの処分が下される可能性があります。
この章では、ロゴ画像関連の違反で実際に起こりうるペナルティ内容と、繰り返し違反した場合のリスクについて解説します。
初回違反で起こる可能性のある処分
■ 商品の即時削除
最も多いケースです。画像が利用規約に抵触していると判断された場合、事前通知なしで即時削除されることがあります。
■ メルカリ運営からの警告通知
「ガイドラインに違反している可能性があります」といったメッセージがアプリに届き、今後の行動を警告されます。
■ 出品一時停止措置
一定期間、新たな商品を出品できなくなる処分です。内容や頻度により数日〜1週間程度の制限が課されることがあります。
繰り返し違反した場合のリスク
違反行為が複数回確認されると、メルカリはより重い処分を下す傾向にあります。
■ アカウントの出品機能停止
出品そのものができなくなり、メルカリでの取引が完全に制限されます。
■ アカウントの凍結・利用停止(BAN)
最も重い処分です。アカウントが停止されると、ログイン・購入・売上金の引き出しなど、すべての操作ができなくなります。
これまでに蓄積した評価やフォロワーもすべて失われます。
■ 同一端末・同一人物による再登録制限
アカウント停止後に再登録を試みても、電話番号や端末、IPアドレスなどでブロックされてしまい、実質的にメルカリを再利用できなくなる可能性があります。
「知らなかった」では通用しない現実
メルカリの利用規約は、登録時にユーザーが同意しているものです。
そのため、違反行為があった際に「知らなかった」「他の人もやっている」は免責の理由になりません。
実際、運営に問い合わせても「ご自身で規約を確認の上、ご利用ください」という返答しか得られないことも珍しくありません。
信用とアカウントを守るために
- 商品削除は評価にも影響する
削除が続けば購入者から「この人は安心して取引できるのか?」と不信感を持たれ、購入率が低下します。 - 処分履歴は残る
メルカリ運営側では過去の違反履歴をすべて記録しており、再犯の判断材料とされます。
ロゴ画像の無断使用は軽い違反ではありません。
アカウント停止や売上金の凍結という重大なリスクにつながる可能性があることを十分に理解し、ルールを守った出品を心がけましょう。
次の章では、安心して出品するために参考にすべき「メルカリ公式のチェックポイント」を紹介します。
安心して出品するために|メルカリ公式のチェックポイント

ブランドロゴの使用ルールや出品画像のマナーを理解していても、「これって大丈夫かな…?」と不安になることもあります。
そんなときにぜひ活用したいのが、メルカリ公式が提供している出品ガイドやルール解説ページです。
この章では、メルカリが公開している安心出品のための情報源と、それをチェックするべき具体的なポイントを紹介します。
公式ヘルプページで確認すべき項目
メルカリでは、出品者向けにさまざまなガイドやヘルプ記事を公開しています。
以下の項目はブランド品や画像使用に関するルールを正確に理解するための必須チェックポイントです。
✅ ブランド品を出品する場合の注意点
- 「ブランドのロゴや商標を使った画像の取扱い」
- 「正規品かどうかが分かる説明文や写真の重要性」
- 「模倣品や非正規品は出品禁止」などの詳細ルール
✅ 出品画像のガイドライン
- 「実物を自分で撮影した写真のみ使用可」
- 「転載画像・ブランド公式画像の使用禁止」
- 「加工や合成による誤認表示の禁止」
✅ メルカリの利用規約と禁止行為一覧
- 「知的財産権(著作権・商標権)の侵害行為」
- 「出品者が誤解を招く表現をすることの禁止」
- 「違反時の処分内容や異議申し立ての方法」
チェック方法とリンクの探し方
- メルカリアプリの「マイページ」から「ヘルプセンター」をタップ
- 「出品について」や「ルール・マナー」カテゴリを選ぶ
- 「禁止されている行為」「商品が削除された」などの項目を検索
また、メルカリのWeb版では以下のようなキーワードで検索するのがおすすめです:
メルカリ 出品 禁止画像
メルカリ ブランド ロゴ 使用
メルカリ 公式画像 転載 禁止
これらを検索することで、最新のガイドラインや注意喚起情報を素早く確認できます。
公式の情報を定期的にチェックする理由
- メルカリのルールは定期的に更新・強化されているため、「前は大丈夫だった」が通用しないケースが増えています。
- アカウントを守るためには、新しいルールや注意喚起を“知る努力”が必須です。
特にハンドメイド出品者やブランド品を扱う人は、変更点をいち早く把握することでリスクを未然に防げます。
メルカリを安全かつ継続的に活用するには、公式が提示するルールを“都度確認しながら使う”という意識が欠かせません。
迷ったときは他人の真似ではなく、公式ページで根拠を持って判断することが、出品者としての信頼にもつながります。
次の章では、出品者がよく混同してしまう「著作権」と「商標権」の違い、そして画像使用にまつわる誤解を正す補足解説を行います。
【補足】「著作権」「商標権」って何?よくある誤解と正しい理解

ブランドロゴ画像に関する違反は、単なる「メルカリのルール違反」ではなく、法律(知的財産権)に触れる重大な問題です。
特に混同されやすいのが、著作権と商標権の違い。
この章では、出品者がつまずきやすいこの2つの知識と、よくある誤解を正しく理解するための解説を行います。
著作権とは?
著作権とは、「創作物を作った人(=著作者)」の権利です。
- 写真、絵、文章、映像、音楽などに自動的に発生します
- 登録手続きは不要(撮影や制作時点で権利が発生)
✅ つまり…
ブランドの公式画像を勝手に使う=著作権侵害です。
例:ユニクロのWEB画像、ナイキのキャンペーン写真など
商標権とは?
商標権とは、「商品やサービスのロゴ・マークなどを使う権利」のことです。
- 登録された文字・マーク・ロゴに対して保護が与えられます
- 認知度の高いブランド(GUCCI、adidasなど)はほぼ全て登録済み
✅ つまり…
ブランドロゴを勝手に合成・転載・強調する=商標権侵害になります。
例:ロゴを写真に合成して販売促進目的で使う、タグだけを写して商品説明に使う、など
よくある誤解と正しい理解
誤解の内容 | 実際のルール |
---|---|
自作したロゴなら使ってもOKでしょ? | 自作でも、既存ブランドに似せていればNG(混同リスク) |
ロゴだけを撮った写真なら問題ないよね? | 実物が写っていないロゴ画像はNG(信頼性の欠如) |
他の人もやってるしバレなきゃ大丈夫 | メルカリではAIチェック+通報で即削除の可能性 |
タグにロゴが入ってるから、それだけ撮っていいでしょ? | 「タグのみ」は実物感が乏しくNGになりやすい |
違反をしないために必要なマインド
- 「誰かが作ったものは勝手に使わない」
- 「似せたつもりがなくても、他人がどう見るか」で判断される
- 「商標は“見た目”が似ていればアウト」
この3つを意識するだけで、著作権・商標権の違反は大きく回避できます。
法律は一見難しそうに見えますが、出品者に求められるのは“知らなかった”ではなく“調べてから使う”姿勢です。
正しく理解し、適切に画像を使うことで、トラブルのない安心・安全なメルカリ運用が可能になります。
次の章では、本記事の総まとめとして、ブランドロゴ画像使用に関する注意点を再確認し、出品時の基本方針を整理します。
まとめ:知らなかったでは済まされない“ロゴ画像NG”の落とし穴

メルカリでブランド品を出品する際、「ロゴを入れれば安心感が伝わる」「他の出品者もやっているから大丈夫」といった安易な判断で、ブランドロゴを使用した画像を投稿してしまうケースは後を絶ちません。
しかし、本記事で解説してきた通り、ブランドロゴの使用には厳格なルールが存在し、違反すれば商品削除やアカウント停止といった重い処分が科されるリスクがあります。
記事の要点を振り返りましょう
- ロゴを画像に合成したり、公式サイトの画像を転載する行為はNG
- 使って良いのは「実物の商品に自然にロゴが写り込んでいる写真」だけ
- “公式風”に見えるような画像構成は避け、生活感のある自然な撮影が◎
- 違反すると、警告・商品削除・出品停止・アカウント凍結などのペナルティがある
- 著作権と商標権は異なるが、どちらも「勝手に使わない」が基本
- 不安な場合は、メルカリ公式のヘルプページやガイドをこまめに確認することが重要
実物写真+事実の説明が最強の出品方法
売れる写真=綺麗な写真、ではありません。
信頼される写真=自分で撮影した、加工なしの“ありのままの写真”です。
さらに、
- 状態は正直に
- 誇張はせず
- 正規品であればその証拠を淡々と載せる
これが、メルカリで長く、安全に売っていくための最善のスタイルです。
知識は自分とアカウントを守る武器になる
「知らなかった」「他の人もやっていた」は、もう通用しません。
逆に言えば、正しい知識を持っていれば、リスクを避けて売上を伸ばすことができるということです。
ぜひこの記事を参考に、安心・安全な出品を心がけて、メルカリをもっと自由に、もっと賢く活用していきましょう。
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