
Appleは2026年9月9日(米国時間)、同社初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発表しました。日本価格は36万4,800円からで、10月16日午後9時に予約注文を開始し、10月23日に発売します。
同時に、日本のApple Storeでは既存iPhoneの価格を改定。販売を継続するiPhone 17、17e、Air、16の全4モデルが1万2,000円以上値上げされました。
「全機種再値上げ」といっても、今回登場したDuoや18 Proの価格が発売前に上がったわけではありません。継続販売される既存4モデルが一斉に再値上げされたという意味です。
Appleは2026年7月18日にも国内iPhoneを値上げしており、約2カ月で再び価格改定となりました。値上げ理由は公式発表されていないため、為替などを原因と断定はできません。
今回の要点
- iPhone Duoは36万4,800円から57万4,800円
- 予約開始は10月16日午後9時、発売は10月23日
- 既存の継続販売4モデルはすべて値上げ
- 最大の上げ幅はiPhone Air 1TBの4万7,000円
- 17 Pro/Pro Maxと16 PlusはApple Storeで販売終了
既存iPhone全4モデルの再値上げ一覧

| モデル | 容量 | 改定前 | 改定後 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 17 | 256GB | 14万2,800円 | 15万9,800円 | 1万7,000円 |
| iPhone 17e | 256GB | 10万7,800円 | 12万4,800円 | 1万7,000円 |
| iPhone Air | 256GB | 17万7,800円 | 18万9,800円 | 1万2,000円 |
| iPhone 16 | 128GB | 12万4,800円 | 13万9,800円 | 1万5,000円 |
上の表は各モデルの最小容量を比較したものです。最安モデルは引き続きiPhone 17eですが、10万円台前半から12万4,800円へ上がりました。
最大の値上げはiPhone Air 1TB
iPhone 17と17eは、256GB・512GBとも1万7,000円上昇。iPhone Airは256GB・512GBが1万2,000円上昇しました。
iPhone Airの1TBは24万7,800円から29万4,800円となり、4万7,000円の値上げです。計算上の上昇率は約19%で、今回の既存モデルでは最大の上げ幅です。
販売終了になったモデル
Apple StoreではiPhone 17 Pro、17 Pro Max、iPhone 16 Plusの販売が終了しました。在庫を持つキャリアや量販店では販売が続く場合がありますが、価格と在庫は店舗ごとに異なります。
iPhone Duoの価格一覧
| 容量 | iPhone Duo | 18 Pro Maxとの差 |
|---|---|---|
| 256GB | 36万4,800円 | 12万5,000円 |
| 512GB | 39万9,800円 | 12万5,000円 |
| 1TB | 46万9,800円 | 12万5,000円 |
| 2TB | 57万4,800円 | 12万5,000円 |
Apple Storeでは全容量で18 Pro Maxより12万5,000円高い設定です。Duoの2TBは57万4,800円で、AppleのiPhoneとして過去最高額となります。
Appleは256GBについて、金利0%の36回払いで月額1万133円からとも案内しています。分割は月々の負担を平準化する方法で、本体総額が値引きされるわけではありません。
iPhone Duoの主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内側画面 | 7.6インチOLED、最大120Hz、Nano-texture |
| 外側画面 | 5.4インチOLED、最大120Hz |
| 厚さ | 開いた時5.2mm、閉じた時11.3mm |
| 重量 | 254g |
| 素材 | グレード5チタニウム |
| チップ | A20 Pro |
| 認証 | サイドボタンのTouch ID |
| SIM | eSIM専用 |
| カラー | スターホワイト、ナイトスカイ |
内側の7.6インチ画面は、開くと動画視聴や2つのアプリを使う作業に向く大きさです。Appleによると、外側の5.4インチ画面はiPhone 18 Proの画面領域の90%、内側は18 Pro Maxより50%広い設計です。
カメラは48MP Fusionメインと48MP Fusion超広角の2眼構成。望遠カメラは搭載していません。生体認証はFace IDではなく、サイドボタンに内蔵したTouch IDです。
Apple Pencil(USB-C)には2026年内に対応予定です。発売時点から必ず使えるという案内ではないため、対応アップデートを確認してください。
バッテリーと耐久性
本体の左右にバッテリーを配置するデュアルバッテリー構造を採用。Apple公称のビデオ再生時間は、内側画面で最大31時間、外側画面で最大44時間です。
防沫・耐水・防塵はIP68等級。前面はCeramic Shield 2、背面はCeramic Shieldで保護されます。ただし、折りたたみ画面やヒンジの長期耐久性は発売前であり、実使用での評価はまだありません。
物理SIMトレイはなく、世界共通でeSIM専用です。現在の回線がeSIMに対応するか、購入前に確認する必要があります。
なぜ再値上げされたのか

Appleは今回の国内価格改定について、個別の理由を説明していません。海外価格や為替を見て円安の影響と推測する見方はありますが、公式に示された原因ではありません。
確定しているのは、2026年7月18日に続く再値上げであることと、今回はApple Storeで継続販売する既存4モデルがすべて対象になったことです。
なお、ここで比較しているのはApple Store価格です。キャリアや家電量販店は独自価格、ポイント、端末返却制度を設定するため、同じ日に同じ金額へ変わるとは限りません。
値上げ後に負担を抑える方法
下取りと買取の手取りを比較する
Appleは、iPhone 12以降の下取りでiPhone Duoまたは18 Proが2万円から17万2,000円割引になると案内しています。査定額は機種と状態で変わります。
買取店やフリマも使う場合は、販売価格ではなく手数料と送料を引いた手取りで比較します。計算方法はメルカリで手数料・送料から手取りを逆算する表で解説しています。
キャリア割引と通信費を合算する
Appleでは、オンラインでドコモまたはソフトバンクへ乗り換えると最大2万円の割引があります。ただし、料金プランが高くなると本体割引が相殺されるため、2年間の通信費を足して比べてください。
Duoが必要かを先に判断する
Duo 256GBはiPhone 17の最小構成より20万5,000円高くなります。大画面でのマルチタスク、折りたたみ、Apple Pencil対応予定に価値を感じるかが判断軸です。
新品・中古・下取りなど一般的な選択肢は、既存記事のiPhoneを安く買う7つの方法でも比較できます。ただ制度が変わるため、金額と対象機種は必ず現在の公式条件を優先してください。
Appleの年始キャンペーンの過去例はApple初売り2026年のお得な買い方で確認できます。次回の初売りでDuoが対象になるかは未発表です。
よくある質問

iPhone Duoはいくらですか?
256GBが36万4,800円、512GBが39万9,800円、1TBが46万9,800円、2TBが57万4,800円です。
予約開始日と発売日はいつですか?
日本では2026年10月16日午後9時に予約開始、10月23日に発売されます。
すべてのiPhoneが値上げされたのですか?
今回、Apple Storeで継続販売される既存4モデルはすべて値上げされました。新製品のDuoと18 Proは初回価格であり、今回の「値上げ」対象ではありません。
iPhone 18の標準モデルは発表されましたか?
2026年9月10日時点では発表されていません。今回発表された18世代はiPhone 18 Proと18 Pro Maxです。
iPhone DuoはApple Pencilを使えますか?
Apple Pencil(USB-C)に2026年内対応予定です。発売時点の対応状況はAppleの案内を確認してください。
Face IDはありますか?
Appleの仕様表では生体認証はサイドボタン内蔵のTouch IDです。内側には画面下FaceTimeカメラを搭載します。
まとめ

- iPhone DuoはApple初の折りたたみiPhone
- 36万4,800円から57万4,800円
- 10月16日午後9時予約開始、10月23日発売
- 7.6インチ内側画面と5.4インチ外側画面を搭載
- 販売継続する既存4モデルは1万2,000円以上再値上げ
- 最大の上げ幅はiPhone Air 1TBの4万7,000円
- 値上げ理由はAppleから公式説明なし
- 価格比較はApple Storeとキャリアを分けて考える
※本記事は2026年9月10日時点の情報です。価格、下取り額、キャンペーン、発売日などは変更される場合があります。
