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スグペイ退職は今使える?受付停止中の現状と、失業保険の申請サポートを使う前に確認したいこと

「スグペイ退職」は、退職前の人向けに、失業保険(雇用保険の基本手当)などの申請をサポートするとうたっていたサービスです。「最大310万円」という広告を見て、気になった人もいるかもしれません。

結論から言うと、スグペイ退職は2026年9月時点で受付を停止しています。この記事では、今の状況と、同じような「失業保険の申請サポート」を検討するときに確認したいことをまとめます。

※2026年9月28日に、スグペイ退職の公式サイト、国民生活センターの発表、厚生労働省の資料を確認して書いています。

スグペイ退職の今の状況

公式サイトには、「現在、サービス見直し中です。受付を停止しております。」と表示されています(2026年9月28日確認)。以前に問い合わせをした人は、LINEで連絡するよう案内されています。運営会社は株式会社amanekuと表示されています。

再開の時期は書かれていません。この記事で以前紹介していた内容(「最大310万円」「最短1か月で給付開始」など)は、サービス側の広告表現で、受け取れる額を保証するものではありませんでした。

国民生活センターが注意を呼びかけている

国民生活センターは2025年12月3日、「失業保険の給付額等を増やすことができる」とうたう申請サポートについて、注意を呼びかけました。全国の消費生活センターなどに寄せられた相談は、年々増えています。

年度相談件数
2021年度42件
2022年度54件
2023年度113件
2024年度217件
2025年度(10月31日まで)216件

相談の例として、次のようなケースが紹介されています。

  • サポートを契約したが、約束されたような給付金を受け取れなかった
  • 解約を申し出たら、高額な違約金を請求された
  • うつ病と診断されるためのマニュアルが送られてきて、不安になった

申請サポートを検討する前に確認したい4つのこと

国民生活センターのアドバイスをもとに整理します。

  1. 給付は保証されない:失業保険などの給付は、審査で決まります。「必ずもらえる」「○○万円もらえる」という広告をうのみにしない
  2. 契約内容を確かめる:サービスの中身、料金、解約の条件(違約金の有無)を契約前に確認する
  3. 事実と違う申請はしない:不正受給になると、責任を問われるのは申請した本人です。体調に問題がないのに診断書をとるよう指示されたら、応じない
  4. 困ったら188へ:トラブルになったら、消費者ホットライン「188(いやや)」で近くの消費生活センターに相談できる

失業保険の手続きは、自分でもできる

失業保険の手続きは、住所地を管轄するハローワークで、自分で行えます。手続きそのものに手数料はかかりません。流れは次のとおりです。

  1. 会社から離職票を受け取る(2025年1月からは、条件を満たせばマイナポータルでも受け取れる)
  2. ハローワークで求職の申し込みをし、受給資格の決定を受ける
  3. 7日間の待期期間。自己都合で辞めた場合は、さらに原則1か月の給付制限
  4. 原則4週間ごとの認定日に、求職活動の実績を申告して、基本手当を受け取る

基本手当を受け取れる期間(受給期間)は、原則として離職日の翌日から1年間です。退職したら、早めに手続きしましょう。給付制限の変更や金額の上限は、失業保険の制度改正の年表にまとめています。

体調を崩している場合は

失業保険(基本手当)は、「働く意思と能力があり、仕事を探している人」のための給付です。病気やけがですぐに働けない場合は受け取れず、健康保険の傷病手当金など別の制度が関係することがあります。どちらが当てはまるかは、ハローワークや加入している健康保険に確認してください。

退職前に確認しておくこと

雇用保険に入っていた期間、退職理由、すぐに働ける状態か、などで、受け取れるかどうかや時期が変わります。退職日を決める前に確認しておきたい7つのことは、退職前に失業給付を確認しないと怖い理由で解説しています。退職後にもらえるお金の全体像は会社を辞めたらもらえるお金の種類と申請方法へ。

まとめ

  • スグペイ退職は、2026年9月28日時点で「サービス見直し中」として受付を停止している
  • 国民生活センターは、給付額を増やせるとうたう申請サポートに注意を呼びかけている
  • 給付は審査で決まり、保証はない。不正受給の責任は申請した本人にある
  • 失業保険の手続きはハローワークで自分でもできる。困ったら188へ

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