はじめに:メルカリとヤフオク、どっちを使うか迷っているあなたへ

不用品をお金に変える手段として、多くの人に利用されているのがフリマアプリやネットオークションです。
その中でも特に人気が高いのが「メルカリ」と「ヤフオク」。
どちらも便利で実績のあるプラットフォームですが、利用者の間では「どっちを使えばいいの?」という疑問の声がよく聞かれます。
結論から言えば、どちらを使うべきかはあなたの目的と出品する商品のジャンルによって異なります。
たとえば、「すぐに売りたい」「手間をかけたくない」ならメルカリが適していますし、「高く売りたい」「マニア向けの商品を扱いたい」ならヤフオクの方が向いている可能性があります。
特に初心者の方は、アプリの操作性や出品までの手間、ユーザー層の違いなどが判断材料となるでしょう。
一方で、経験者にとっては「手数料」「売れやすさ」「配送方法の違い」などが、より重要な比較ポイントになります。
この記事では、そんなメルカリとヤフオクの違いを徹底的に比較し、どんな人にどちらのサービスが向いているのかを、初心者にもわかりやすく解説していきます。以下のような方にとって特に有益な内容となっています。
- フリマアプリやオークションをこれから始めようとしている人
- メルカリとヤフオク、どちらを使うべきか迷っている人
- 利益を最大化したい、もしくは手間を最小限にしたい人
読み進めるうちに、自分に合ったサービスが明確にわかるはずです。
それではまず、両サービスの基本的な概要を比較していきましょう。
メルカリとヤフオクの基本概要を比較

まずは、メルカリとヤフオクそれぞれの運営会社やサービスの歴史、利用者層、アプリの基本操作などを比較して、両者の大枠を理解しておきましょう。
運営会社とサービスの歴史
メルカリは、2013年に設立された「株式会社メルカリ」が運営するフリマアプリです。
スマートフォン専用のフリマサービスとして登場し、「誰でも手軽に売買ができる」ことをコンセプトに急速に成長しました。
現在では日本最大級のフリマアプリとなり、米国進出も果たしています。
ヤフオク(旧Yahoo!オークション)は、インターネット黎明期の1999年にスタートした老舗のネットオークションサイトです。
現在は「ヤフー株式会社(Zホールディングス)」が運営し、オークション形式だけでなく、フリマ出品にも対応しています。
長年の実績と信頼性が特徴です。
ユーザー数と利用者層の違い
メルカリのユーザー数は日本国内で月間2,000万人超。若年層を中心に非常に幅広い年齢層のユーザーが存在します。
特に20〜30代の女性を中心とした「スマホネイティブ世代」に人気があり、ファッション、雑貨、コスメなどのカテゴリでの売買が活発です。
ヤフオクのユーザー層は30代後半〜50代の男性が中心。
ビジネス用途での利用者やマニア・コレクターも多く、家電や趣味・ホビー用品、パーツ類など、専門性の高いアイテムの売買が盛んに行われています。
アプリ・サイトの基本操作性
メルカリはアプリ中心の設計で、スマートフォンからの出品や購入がとにかく簡単です。
出品のステップが非常にシンプルで、初心者でも直感的に使えるインターフェースが魅力です。
ヤフオクはPCサイトもアプリも両対応しており、細かい出品設定(オークションの終了時間、即決価格の設定、値下げ交渉など)が可能です。
そのぶん、出品までにやや時間がかかるため、どちらかというと中級者〜上級者向けと言えるでしょう。
出品形式の違いに注目
メルカリはフリマ形式(即決価格)での販売が基本です。
一方、ヤフオクはオークション形式(入札による価格上昇)が中心で、近年は「フリマ出品」という即決価格方式も選べるようになっています。
この出品形式の違いが、両者の最大の特徴であり、後ほど詳しく解説する「売れ方の違い」や「利益の出しやすさ」にも関係してきます。
これでメルカリとヤフオクの基本概要が把握できました。
次は、両サービスの特徴を一覧表で視覚的に比較していきます。
メルカリとヤフオクの違いを一覧で比較|パッとわかる早見表

ここでは、メルカリとヤフオクの主要な違いを一覧表にまとめて比較します。
出品形式から手数料、ユーザー層、配送方法、出金方法まで、知っておくべきポイントを一目で理解できる早見表として整理しました。
主な違いを表でチェック
比較項目 | メルカリ | ヤフオク |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社メルカリ | ヤフー株式会社(Zホールディングス) |
サービス開始 | 2013年 | 1999年 |
主な出品形式 | フリマ形式(即決価格) | オークション形式(入札)+フリマ出品 |
ユーザー層 | 20〜30代中心、女性が多い | 30代後半〜50代中心、男性が多い |
手数料 | 一律10% | プレミアム会員8.8%、非会員10% |
配送方法 | らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便 | おてがる配送(ヤマト運輸・日本郵便) |
匿名配送対応 | 全ての配送方法で対応 | おてがる配送利用時のみ対応 |
出品操作の簡単さ | スマホで簡単、初心者向き | 詳細設定が可能、中〜上級者向け |
入金タイミング | 売上申請後、最短即日〜数日 | 売上確定後、最短翌営業日〜数日 |
出金手数料 | 200円(お急ぎ・通常ともに) | 100円(ジャパンネット銀行)、それ以外は異なる |
一覧表から見えてくる特徴の違い
- メルカリは手軽さ・スピード重視
- とにかく簡単に出品できるため、フリマ初心者に最適です。
- 匿名配送の対応範囲が広く、個人情報を守りながら安心して取引できます。
- ヤフオクは高値売却・多機能重視
- オークション形式を活用すれば、マニアやコレクター向け商品で高額落札を狙えます。
- 出品オプションが多く、こだわりのある取引設定が可能です。
表を見てピンとこない人向けに
もしこの一覧表を見ても「どっちが自分に向いているかわからない」という方は、後半に登場する診断チャートを試してみてください。
自分の目的や性格に応じて最適なアプリがわかる仕組みになっています。
このように一覧表にまとめることで、メルカリとヤフオクの違いがより明確になります。
次は、それぞれの「出品形式の違い」が売れ方にどう影響するのか、フリマ形式とオークション形式の違いを詳しく解説します。
フリマ形式 vs オークション形式|売れ方の違いとは?

メルカリとヤフオクの最大の違いとも言えるのが、「出品形式」です。
メルカリはフリマ形式(定額販売)、ヤフオクは主にオークション形式(入札方式)が採用されています。
ここでは、それぞれの販売形式の特徴、メリット・デメリット、どんな商品に向いているのかを詳しく解説します。
フリマ形式とは?(メルカリ)
フリマ形式とは、出品者があらかじめ販売価格を決めて出品する方式です。
購入者はその価格に納得すればすぐに購入でき、取引が成立します。
メリット
- 価格交渉や入札の必要がないため、すぐに売れる
- 出品から購入までの流れが非常にスムーズ
- スマホだけで簡単に取引が完了する
デメリット
- 思わぬ高値で売れるチャンスが少ない
- 価格設定を誤ると損をする可能性がある
- 値下げ交渉されることもある
向いている商品
- 日用品、衣類、書籍、コスメなど回転の早い商品
- 相場が明確で価格競争のあるアイテム
- すぐに現金化したいアイテム
オークション形式とは?(ヤフオク)
オークション形式とは、出品者が開始価格を設定し、期間中に入札が行われて最も高い金額を提示した購入者に商品を売る形式です。
開始価格は1円〜自由に設定できます。
メリット
- 予想以上の高値で落札される可能性がある
- 希少性のある商品に向いている
- 一部ユーザーにとっては「競り合い」そのものが楽しみ
デメリット
- 終了まで売れるかどうかわからない
- 終了時間を過ぎるまで取引が完了しない
- 出品から取引完了までに時間がかかる
向いている商品
- 限定品、アンティーク、レアアイテム、コレクターズアイテム
- 状態や仕様によって価値が大きく変わるもの
- 需要がニッチでも熱心なファンがいるジャンル
どちらの形式が良いのか?
一概に「どちらが良い」とは言えず、売りたい商品の特性や目的によって使い分けるのがベストです。
あなたの目的 | 向いている形式 | おすすめアプリ |
---|---|---|
早く売りたい | フリマ形式 | メルカリ |
高く売りたい | オークション形式 | ヤフオク |
出品の手間を減らしたい | フリマ形式 | メルカリ |
マニア向け商品を扱う | オークション形式 | ヤフオク |
「高くても売れないと意味がない」という人にはフリマ形式のメルカリ、「時間がかかっても高く売りたい」という人にはオークション形式のヤフオクが向いています。
手数料を比較|利益を残すならどっち?

フリマアプリやオークションサイトを使ううえで、見逃せないのが販売手数料です。
手数料が高いと、せっかく商品が売れても利益が大きく削られてしまいます。
この章では、メルカリとヤフオクの手数料を具体的に比較し、販売価格ごとの利益シミュレーションを通して、どちらがより「儲かる」のかを見ていきます。
メルカリの手数料体系
メルカリでは、販売価格の10%が一律で手数料として差し引かれます。
加えて、売上金を銀行口座へ振り込む際に200円の振込手数料がかかります(メルペイ残高での利用は無料)。
例:3,000円で売れた場合
- 販売手数料:300円(10%)
- 手取り額:2,700円
- 振込手数料:200円 → 実質手取り:2,500円
ヤフオクの手数料体系
ヤフオクの手数料はユーザーの会員区分によって異なります。
- Yahoo!プレミアム会員:8.8%
- 非会員・無料出品枠ユーザー:10%
また、売上金の出金手数料は、PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)なら100円、その他の銀行では手数料が異なる場合があります。
例:3,000円で売れた場合(プレミアム会員)
- 販売手数料:264円(8.8%)
- 手取り額:2,736円
- 振込手数料:100円 → 実質手取り:2,636円
販売価格ごとの利益比較
以下のように、価格帯別に利益のシミュレーションを行いました(プレミアム会員でのヤフオク、振込手数料を含めた実質手取りで算出)。
販売価格 | メルカリの実質手取り | ヤフオクの実質手取り |
---|---|---|
3,000円 | 2,500円 | 2,636円(+136円) |
5,000円 | 4,300円 | 4,460円(+160円) |
10,000円 | 8,800円 | 9,020円(+220円) |
20,000円 | 17,800円 | 18,140円(+340円) |
※ヤフオクはプレミアム会員(月額508円)を前提に試算
手数料差が大きいのは高額商品
ご覧のとおり、販売価格が高くなるほどヤフオクの方が手取りが増える傾向にあります。
特に10,000円を超えるような商品では、数百円単位で利益に差が出るため、これは見逃せません。
ただし、ヤフオクでより安い手数料を適用するにはプレミアム会員登録(月額508円)が必要です。
そのため、「月に何品も出品する人」や「高額商品を継続的に売る人」には向いていますが、たまにしか出品しない方には割に合わない場合もあります。
利益を重視するならどっち?
あなたの目的 | おすすめアプリ |
---|---|
利益を最大化したい | ヤフオク(高額商品) |
出品頻度が少ない | メルカリ(手間が少ない) |
会員費なしで手軽に売りたい | メルカリ |
このように、手数料の観点では高額商品ほどヤフオクが有利ですが、出品頻度や振込先によっても実質的な手取り額が変わります。
次は、メルカリとヤフオクの「売れやすさ」と「ユーザー層」の違いについて解説します。
売れやすさとユーザー層の違い

商品がどれだけ早く、スムーズに売れるかは、出品者にとって非常に重要なポイントです。
そしてその「売れやすさ」は、各プラットフォームのユーザー層の傾向と大きく関係しています。
ここでは、メルカリとヤフオクそれぞれのユーザーの特徴と、売れやすい商品の傾向を詳しく解説していきます。
メルカリは若年層・女性が中心で回転が早い
メルカリの利用者は、20〜30代の若年層が中心で、特に女性ユーザーが多いのが特徴です。
アプリの操作が簡単で、出品から購入までスマホひとつで完結することから、スキマ時間を活用したカジュアルな売買が活発です。
このユーザー層に合った商品は、
- レディースファッション
- 子供服・ベビー用品
- コスメやスキンケア用品
- 雑貨・日用品
など、日常使いで消耗するアイテムや、価格が手ごろなものが多く、回転率が非常に高いです。
さらに「いいね機能」や「価格交渉のしやすさ」などがあることで、出品から1日以内に売れることも珍しくありません。
とにかく早く売りたい人には、メルカリが適しています。
ヤフオクは中高年・男性が多くマニア層が集まる
ヤフオクの利用者は、30代後半〜50代の男性が中心で、ネットオークション黎明期からの利用者も多く存在しています。
そのため、買い物に対する「目的意識」が高く、特定のカテゴリに特化した“掘り出し物”や“マニア向け商品”を求める傾向があります。
売れやすいジャンルは、
- 中古家電・PC・周辺機器
- カー用品やバイクパーツ
- フィギュア・模型・ミニカー
- 限定アイテム・骨董品
など、専門性や希少性の高い商品が中心です。
また、競り合いによって価格が上昇するオークション形式では、「待てば高く売れる」というメリットがあり、じっくり売りたい人に向いています。
売れやすさの違いを数字で見ると?
おおよその目安として、
- メルカリでの平均売却期間:1〜3日以内
- ヤフオクでの平均売却期間:3〜7日以上(オークション期間を含む)
メルカリは即購入が前提であるため、回転が早く、ユーザーの「衝動買い」が起こりやすい構造です。
一方、ヤフオクは入札期間があり、入札数が少なければ期間終了まで売れないこともあります。
ユーザー層に合わせた出品がカギ
メルカリユーザーに響く言葉選びや写真の明るさ
- 「未使用」「きれい」「すぐ発送」などのキーワードが効果的
- 女性向けにはパステル系の写真が好まれる傾向も
ヤフオクユーザーには詳しいスペックや状態説明が重要
- 「動作確認済」「傷あり」「型番明記」など、マニア視点の情報が好まれます
- 複数枚の詳細写真とともに、出品者の知識も信頼を得る要素に
このように、両アプリの「売れやすさ」は単なる利用者数だけでなく、ユーザーの属性と購買目的に強く影響されています。
次は、「匿名配送・支払い方法・配送手続きの簡単さ」を比較し、出品者・購入者の負担の違いを見ていきましょう。
匿名配送・支払い方法・配送手続きの簡単さを比べてみた

ネット上での個人間取引では、安心感と手間の少なさがとても重要です。
特に個人情報を明かさずに済む匿名配送や、購入者側の支払い方法の選択肢、出品者にとっての配送手続きの簡単さは、快適な取引のカギを握っています。
この章では、メルカリとヤフオクの配送まわりの機能を比較し、どちらがより使いやすいかを実体験ベースでわかりやすく紹介します。
匿名配送はどちらも対応。ただし使いやすさはメルカリに軍配
メルカリでは、「らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)」と「ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)」の2つの匿名配送サービスを提供しています。
どちらも全国一律料金で、配送状況の追跡やトラブル時の補償付き。ほぼすべての商品が匿名配送で対応可能です。
特徴:
- 出品者も購入者も氏名・住所不要
- QRコードで簡単にコンビニや郵便局から発送
- アプリ内で配送完結
ヤフオクでは、「おてがる配送(ヤマト運輸・日本郵便)」という匿名配送サービスがあります。
こちらも匿名での発送が可能ですが、一部の配送方法でのみ対応となっており、設定ミスをすると匿名配送が使えないこともあります。
特徴:
- 匿名対応可能だが、選択に注意が必要
- 出品時に「おてがる配送」を明示する必要あり
- 一部サイズや配送方法は対象外
→ 初心者や手間をかけたくない人には、常に匿名配送が使えるメルカリが便利です。
支払い方法の選択肢と利便性
メルカリの支払い方法
- クレジットカード
- コンビニ払い
- メルペイ(売上金や銀行チャージ)
- キャリア決済(ドコモ払いなど)
- ATM払い・ネットバンキング
- メルカリポイント
ヤフオクの支払い方法
- クレジットカード
- PayPay残高
- コンビニ払い
- 銀行振込(Yahoo!かんたん決済経由)
- Tポイント(条件付き)
ヤフオクはPayPayと連携しているため、PayPayユーザーにとっては使い勝手が良いですが、支払い後に出品者が発送を忘れるとトラブルになるリスクもあるため注意が必要です。
一方で、メルカリはメルペイや即時決済機能が充実しており、決済と同時に発送までがシステムで管理されているため、初心者でも安心して取引ができます。
配送手続きのしやすさは?
メルカリはアプリ内で完結
- 出品時に配送方法を選ぶだけ
- 発送時はQRコードを提示してコンビニや郵便局へ
- 宛名書き不要、送り状の印刷も不要
ヤフオクは多少の慣れが必要
- 出品時に配送種別・サイズ・料金を細かく選択
- おてがる配送は匿名で便利だが、非対応配送を選ぶと住所を記入する必要あり
- 発送通知や受取連絡の管理も手動で行うことが多い
→ とにかく簡単・スムーズに配送したいなら、メルカリの仕組みが圧倒的に使いやすいです。
このように、匿名配送や手続きのしやすさ、支払いの安心感ではメルカリの方が初心者に優しく、取引がスムーズに進みやすいです。
次は、「出品のしやすさと操作性|初心者にはどちらが向いている?」を解説していきます。
出品のしやすさと操作性|初心者にはどちらが向いている?

フリマやオークションを始めようとする初心者にとって、出品の手間やアプリの使いやすさは非常に重要です。
「思ったより操作が複雑で途中でやめてしまった」「写真をアップするのに手間取った」そんな声も少なくありません。
ここでは、メルカリとヤフオク、それぞれの出品のしやすさや操作性を比較し、初心者にとってどちらが扱いやすいかを明確にしていきます。
メルカリは最短3分で出品可能!とにかく簡単
メルカリの強みは、スマホ操作に最適化された直感的なUI(ユーザーインターフェース)です。
出品のステップが非常にシンプルで、誰でも迷わず進めることができます。
メルカリの出品ステップ
- アプリで「出品」ボタンをタップ
- 商品の写真を撮影または選択
- カテゴリ・ブランドを選択(AI自動提案あり)
- 商品名と説明を入力
- 販売価格・配送方法を選択
- 「出品する」ボタンで完了!
初心者にとって特にうれしいのが、価格設定のアドバイスや、自動でカテゴリ分類される機能。
さらに「売れやすい価格帯」も提示してくれるため、相場が分からなくても安心して出品できます。
UIは見やすく、出品から売却後の発送までをアプリ内で完結できる設計になっており、迷うポイントがほとんどありません。
ヤフオクは自由度が高いが設定項目も多め
ヤフオクはもともとPC向けのオークションサービスとしてスタートしたこともあり、設定項目が非常に細かく、自由度が高いのが特徴です。
ただしその分、初心者には少し敷居が高い側面もあります。
ヤフオクの出品ステップ
- 商品情報の入力(タイトル・説明文・カテゴリ選択)
- 写真の登録(最大10枚)
- 出品形式の選択(オークション or フリマ)
- 開始価格、即決価格、終了日時の設定
- 配送方法と送料の設定
- 支払い方法の選択
- 出品完了
たとえば、出品期間を何日にするか、終了時間を何時にするか、値下げ交渉を許可するかなど、細かいカスタマイズが可能な反面、入力に時間がかかるのがネックです。
また、配送方法の選択も自分でサイズや料金を調べて入力する必要があり、慣れるまではやや複雑に感じるかもしれません。
比較表で見る出品のしやすさ
比較項目 | メルカリ | ヤフオク |
---|---|---|
出品所要時間 | 約3〜5分 | 約7〜15分 |
スマホアプリの完成度 | ◎ スムーズで初心者向き | ○ 機能は多いがやや複雑 |
出品設定の簡単さ | ◎ 最低限の情報入力でOK | △ 詳細な設定が必要 |
価格設定のアドバイス | あり(AIによる相場提案) | なし(手動入力のみ) |
出品後の編集のしやすさ | ◎ アプリから簡単に編集可能 | ○ PCまたはアプリから編集可能 |
結論:初心者にはメルカリが断然おすすめ
- とにかく早く、簡単に出品したいならメルカリ一択です。
- ヤフオクはある程度慣れてきた中級者〜上級者向けの設計。
- 「こだわりのある出品がしたい」「価格をコントロールしたい」なら、ヤフオクの柔軟性が活きます。
このように、出品の手軽さや操作性ではメルカリが初心者にとって最も使いやすいプラットフォームと言えます。
次は「高値で売りたい vs 早く売りたい|目的別おすすめアプリ診断」として、診断チャート形式で自分に合った選択をサポートします。
高値で売りたい vs 早く売りたい|目的別おすすめアプリ診断

ここまで読んで、「結局、メルカリとヤフオクのどっちを使えばいいのか分からない…」と感じている方もいるかもしれません。
そんなあなたのために、YES/NO形式で答えるだけで自分に合ったアプリが分かる診断チャートをご用意しました。
出品の目的や優先したいポイントによって、最適なアプリは異なります。ぜひこのチャートを試してみてください。
フリマアプリ診断チャート
以下の質問に、直感で「はい(YES)」か「いいえ(NO)」で答えてください。
- とにかく早く売りたいと思っていますか?
- 出品作業はなるべく手間をかけたくないですか?
- 商品の価格は大体相場通りで構わないですか?
- 衣類や日用品などを出品することが多いですか?
- 匿名での取引にこだわりたいですか?
→ YESの数が3つ以上:メルカリがおすすめ!
- 少しでも高く売りたいと思っていますか?
- 限定品やマニア向けの商品を出品予定ですか?
- 出品時に細かい設定をしたいと思いますか?
- コレクターや中級者以上の購入者が多い方が嬉しいですか?
- オークション形式で競り上がる楽しさを味わいたいですか?
→ YESの数が3つ以上:ヤフオクがおすすめ!
診断結果の解説
メルカリがおすすめな方
- カジュアルに出品したい初心者
- 少額アイテムや日用品の売却がメイン
- すぐに売って現金化したい
- 匿名配送や簡単出品で手間を減らしたい
→ メルカリは「速さ」「簡単さ」「安心感」を求める方に最適です。
ヤフオクがおすすめな方
- 商品の価値をしっかり反映させて高値で売りたい
- プレミア品や中古家電などを扱っている
- 詳細設定やオークション形式に魅力を感じる
- 中〜上級者向けの購入者と取引したい
→ ヤフオクは「高利益」「専門性」「価格競争力」を重視する方にぴったりです。
この診断チャートを活用することで、自分のスタイルや目的に合ったアプリを明確に選べるようになります。
次はいよいよ最終章、「まとめ:出品目的と商品ジャンルで使い分けよう」をお届けします。
まとめ:出品目的と商品ジャンルで使い分けよう

この記事では、メルカリとヤフオクの違いについて「手数料」「出品形式」「ユーザー層」「配送方法」「操作性」など、多角的に比較してきました。
それぞれに明確な強みがあり、「どちらが上」というよりも、出品者の目的と商品ジャンルによって最適な選択が変わることがお分かりいただけたと思います。
出品目的による使い分けのすすめ
出品の目的 | 向いているサービス |
---|---|
早く売って現金化したい | メルカリ |
少しでも高く売りたい | ヤフオク |
手間をかけずに出品したい | メルカリ |
商品にこだわって売りたい | ヤフオク |
たとえば「クローゼットの整理で洋服をまとめて売りたい」といった日常使いにはメルカリが非常に便利です。
一方で、「プレミア付きのゲームソフト」や「オールドレンズ」「ジャンク家電」など、マニア向け・希少性のある商品はヤフオクの方が高く売れる傾向があります。
商品ジャンル別おすすめプラットフォーム
商品ジャンル | おすすめアプリ |
---|---|
レディースファッション | メルカリ |
ベビー・子供用品 | メルカリ |
コスメ・スキンケア | メルカリ |
中古家電・ガジェット | ヤフオク |
カーパーツ・バイク部品 | ヤフオク |
フィギュア・模型 | ヤフオク |
書籍・雑誌 | メルカリ |
限定品・プレミア商品 | ヤフオク |
両方使い分けるのが最も効率的
現代のフリマ・オークション取引では、「一つのサービスに絞る」よりも使い分けることで最大の効果を得るスタイルが主流です。
例えば、
- 普通の商品はメルカリでさっと売って資金回収
- 希少性やコレクション性の高い商品はヤフオクでじっくり高値売却
という戦略で運用すれば、売上も効率も大幅にアップします。
また、キャンペーンやポイント還元イベントが行われているタイミングを狙って使い分けるのも賢い方法です。
最後に:あなたの第一歩を応援します
この記事を通して、自分に合ったサービスが見えてきたのではないでしょうか?
どちらのアプリも無料で始められますし、まずは1品出品してみることが一番の近道です。
迷ったら、実際に使ってみることで、操作感や売れ方の違いを体感できます。
ぜひこの記事を参考に、あなたにとって最適な売り方・買い方を見つけてください。
ちなみにメルカリはある方法を使うと自動で稼げるマネーマシーンの仕組みを作ることができます!
その裏技とは、外注化して自動で販売する仕組みを作るってこと!
この仕組みを作ることで、自分の時間はたった5分で売上を何倍にもすることができます。
実際僕も、この仕組みを作ったことで月利50万以上を達成しています!

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